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【初心者必見】価格?スペック?失敗しないノートパソコンの選び方を解説

ノートパソコンの選び方ガイド

ノートパソコンはスマートフォンよりシェアは低いものの、会社員がテレワークをしたり大学生がeラーニングに使ったりと、依然として重要度の高いデジタルデバイスです。

ノートパソコンを選ぶ際は、

  • 用途(使う目的)
  • 購入方法
  • CPUのスペック
  • メモリのスペック
  • OS(オペレーションシステム)
  • 画面サイズ・画素数
  • ストレージの種類(HDD/SSD)
  • 重さ(本体重量)
  • その他LAN規格など

上記のように基準を明確に決めることで、ノートパソコンを購入するまでに迷う時間を減らすことができます。

今回はノートパソコン選び初心者へ向けて、重視する点ごとに詳しい選び方を解説していきます。

用途からノートパソコンを選ぶ

ノートパソコンのスペックや重量、得意とする処理はさまざまです。そこで用途からノートパソコンを選ぶ観点も重要になってきます。

携帯して移動中や外出先で使う:小型軽量パソコン

  • テレワークで外出先でもパソコンを使う
  • 持ち運ぶ際に重いのが嫌だ

という方は小型軽量のパソコンがおすすめです。

小型軽量のパソコンは技術の発達で増えてきており、ある程度スペックがありながら軽いパソコンも選べるようになってきました。バッグに入れる機会も多いと思うので、薄さも重視しながら選べると安心です。薄いモデルも増加しているので安心してください。

事例としては

  • 重さ:1キログラムより重くない
  • ディスプレイサイズ:11~13インチほど
  • 厚み:20ミリメートル未満

といった基準で選ぶとよいでしょう。

ちなみに「CPUの処理能力も欲しい」という場合は、Cereronといった処理に不安があるモデルよりも、「Core」シリーズといった処理能力が高めのパソコンを選んだほうが安心です。持ち運ぶ際の堅牢性を重視する際は、「Let’s Note」シリーズのような価格は高いですが耐久性が高いモデルを選ぶと安心できます。

複数ソフト処理も快適なビジネス用:モバイルパソコン

  • 複数ソフトを同時に扱いたい
  • 画像編集といった処理負担が掛かる作業もある

といった方は、スペックが低いパソコンだと不安です。そのため、ある程度スペックが確保されているモバイルパソコンを選ぶと安心できるでしょう。

一例としては

  • 重さ:1.3kgより重くない
  • モニター:13~14.5インチほど
  • ストレージ:SSD128GB以上
  • CPU:Core i5やRyzen 5など

といったモデルだと安心です。

ストレージはパソコンのデータを保管する貯蔵庫のようなものであり、多いとたくさんのデータを保存できます。画像が多い場合は128GB以上あると安心です。動画が多い場合は256GB以上あったほうがよいかもしれません。ちなみにHDDというストレージもありますがSSDのほうが読み込み等の点でおすすめなので、後ほど詳しい理由をご紹介していきます。

CPUはIntelのCoreシリーズや、AMD社のRyzenなどがあります。上記のi5や5といった数値はモデルの種類を表していますが、その点についても後ほど詳しく解説していくのでご覧ください。

幅広い用途に長期間つかえる:自宅用ノートパソコン

  • 動画を頻繁に再生する
  • 動画編集もある程度作業として発生する

といった方は、自宅用にある程度ヘビーに使えるノートパソコンがおすすめです。

重量が重くはなりますが、自宅で使うならば持ち運びのしやすさは重視されないので問題ありません。また、自宅中心であればディスプレイサイズなども大きめのほうが好ましいです。

  • モニター:15インチより大きい
  • 画素数:フルHD以上(1920×1080以上)
  • メモリ:8GBより大きい
  • CPU:Core i5・Ryzen 5より上
  • ストレージ:SSD256GB以上、ハイブリッドSSD128GB+HDD1TBなど

モニターは15インチを超えるようなモデルだと幅広いサイズで動画などを確認できます。ディスプレイにおいては画素数も重要であり、フルHDと書かれたモデルあるいはそれ以上(2Kや4Kなど)だときめ細やかになりやすいです。

メモリはCPUと連携して真価を発揮するものであり、数値が大きいほどよいです。こちらも詳しく後で解説していきます。

動画編集やゲームも快適に動かせる:ハイスペックノートパソコン

  • APEXのようなゲームをよくする
  • 動画編集の作業が頻繁に発生する

といった方は、スペック最重視でモデルを選びましょう。ある程度出費が発生する点も確認しておきましょう。

CPUやメモリ等を考えると

  • モニター:15.6インチ以上
  • 画素数:フルHD以上(1920×1080以上)
  • メモリ:16GB以上
  • CPU:Core i7/Ryzen 7以上
  • ストレージ:SSD256GB+HDD1TB以上

といったスペックがおすすめです。

よりきめ細やかな動画を求めるならば、4Kといった画素のモデルも視野に入ってきます。メモリは16GBでも不足する可能性があるので、32GBといったモデルも検討する必要があるでしょう。CPUは上位モデル系、ストレージは256GBだけでは不足するかもしれないので+HDD1TBなども欲しいところです。

購入方法からノートパソコンを選ぶ

  • なるべく安くパソコンを購入したい
  • サポート面も重視したい

といった点が重要!という方に向けて、購入方法を基準にノートパソコンを選ぶ方法をご紹介していきます。

BTOでノートパソコンを購入する

BTOとはパソコンを販売しているメーカーが、ユーザーのパーツ選択に応じてパソコンを組み立てて配送してくれる形態です。いわゆる選択肢を基にカスタマイズパソコンを作り上げていく購入方法になります。

組み立て済みの既存製品では物足りない方へおすすめです。

BTOでノートパソコンを購入するメリット

  • 自分の好きなパソコンを作ってもらえる
  • 自作しないでよいので楽

BTOでノートパソコンを購入するデメリット

  • 決められた選択肢からしか選べないケースが多い
  • 購入単価が高くなる

メーカー直販でノートパソコンを購入する

HP(ヒューレット・パッカード)のようなメーカーは直販でノートパソコンを販売しています。アフターサポートも充実しており、「ノートパソコンを買うのは初めて」という初心者の方や、「オンラインでも安心してノートパソコンを購入したい」という方にはおすすめです。

また、メーカーが発行しているクーポンやセールで安く購入できる場合もある点が特徴になります。

メーカー直販でノートパソコンを購入するメリット

  • メーカー公式のサポートが受けられる
  • クーポン配布やセールの機会も多い

メーカー直販でノートパソコンを購入するデメリット

  • 販売終了しているモデルもあり売り切れも考えられる
  • 直接質問してノートパソコンを選びにくい

AmazonなどのECサイトでノートパソコンを購入する

Amazonといった大手ECサイトでも、ノートパソコンを購入可能です。メーカーが出品を行っているケースも多く、ECサイト独自のセールやキャンペーンを利用できます。

場合によっては直販よりも安く購入できる可能性もありますし、中古のノートパソコンを選べば大幅に購入価格が抑えられます。

AmazonなどのECサイトでノートパソコンを購入するメリット

  • 安くノートパソコンを購入しやすい
  • 掘り出しものが発見できる可能性がある

AmazonなどのECサイトでノートパソコンを購入するデメリット

  • 出品者が信用できないケースもある
  • 中古ノートパソコンは初心者が上手に購入するのが難しい

家電量販店でノートパソコンを購入する

従来からあるのが、家電量販店でノートパソコンを購入する方法です。

価格よりも購入前の選び方で失敗したくない方へおすすめできます。価格を抑えたい場合はアウトレット品を購入する、あるいはアウトレット専門の家電量販店へ行くといった方法がおすすめです。ただしまったく知識がない状態でスタッフにヒアリングをしてもらうのは危険なので、注意しましょう。

家電量販店でノートパソコンを購入するメリット

  • 事前にスタッフから選び方のコツを聞ける
  • 店舗独自の特典が受けられるケースがある

家電量販店でノートパソコンを購入するデメリット

  • スタッフが最適な提案をしてくれるとは限らない
  • サポート内容が店舗によってバラバラ

CPUのスペックでノートパソコンを選ぶ

CPUはデータを処理する人員であり、ノートパソコンでは頭脳にたとえられます。CPUの性能がノートパソコンの処理能力に直結します。中央演算処理装置の略です。

CPUを選ぶ際はまず、

  • コア数:CPUの搭載数、多いほど高性能
  • クロック数:●GHzといった単位で記載される、数字が大きいほど処理が速い
  • スレッド数:CPU内部の処理数、多いと高性能でデータ(ソフト)の同時処理ができる

といった点を確認してみてください。

プログラミングを行う際は、もし重い処理を検証するケースが想定される場合高スペックのCPUが必要です。ただしWebサイトのプログラミング動作や処理を確認する程度であれば、スペックが低くても事足りるでしょう。

そしてCPUでは現在2つのメーカーが覇権を争っています。また独自路線でAppleがオリジナルCPUを開発・提供しているのもポイントです。メーカーのCPU違いもチェックできるとより確実です。

Intel

CPU老舗のIntelは、一昔前であればほぼ市場を独占していたと言ってよい企業です。

  • Atom:省電力性や携帯性を重視したノートパソコンへ搭載
  • Celeron:性能と価格のバランスを重視したノートパソコンへ搭載
  • Core:性能重視のノートパソコンへ搭載

といった製品の種類があり、開発年度やシリーズ間での種類によって型番が異なってきます。

特にCoreはIntelのフラッグシップモデルであり、

  • Core i3:比較的安いノートパソコンへも多く搭載
  • Core i5:スタンダードな性能のノートパソコンへ搭載
  • Core i7:購入価格帯のノートパソコンへ搭載
  • Core i9:i7より処理能力がさらに高い

といった種類があります。

ちなみに世代という概念があり、世代が進んでいるほどハイスペックです。世代については「Core i7-●○○○」と書かれた部分の「●」へ書かれている数字に表れており、第5世代は「5」というように対応しているのが特徴になります。

IntelのCPUを搭載したノートパソコンがおすすめの方

  • CPUのメーカーでIntelに信頼性を置いている方
  • さまざまな選択肢からCPUモデルを選びたい方

AMD

AMDはIntelよりCPU業界では後発ですが、画像処理を行うグラフィックボードを長年手がけてきた実績を活かしてCPUを製造しています。「Ryzen」シリーズを主軸としてCPUを展開していますが、Ryzenにもスペックの確認方法があります。

Ryzenは「Ryzen ● ●○○○X」の形で型番が区別されていますが、最初の「●」には3や5、あるいは7といった数値が割り振られているのがポイントです。数値が大きいほど高性能です。また2つ目の「●」には世代が記載されており、2世代ならば「2○○○」と数字が並びます。

安いノートパソコンには安さが魅力的なRyzenが搭載されているケースも多いです。

AMDのCPUを搭載したノートパソコンがおすすめの方

  • ノートパソコンの安さと処理性能をバランスよく取りたい方
  • Intelといったメーカーへこだわらない方

Apple

Appleは最近自社のノートパソコンへ、「M1」と呼ばれるハイスペックCPUを搭載し始めました。

M1は画像・映像処理、さらにはAIの処理にまでこだわったモデルです。汎用性の点からするとまだIntelといった競合には及びませんが、開発コストや納期の柔軟性(自社で製造するため、他社CPUを搭載するより融通が利く)といった点でメリットがあるので普及を進めています。

Macbookなどを購入する際はM1チップ搭載の新しいモデルかどうかもチェックすると安心です。一般企業のビジネスユースには互換性の点で向いていないかもしれませんが、将来的に互換性が増えれば選択肢に入るかもしれません。

AppleのCPUを搭載したノートパソコンがおすすめの方

  • Appleの技術にいち早く触れたい方
  • 処理性能の高さをノートパソコン利用で感じたい方

メモリのスペックでノートパソコンを選ぶ

メモリはCPUが作業したデータを保管して取り出せるようにする、ノートのような部品です。ただしノートパソコンがOFFになると内部のデータは消えてしまうのが違う点です(必要なデータはストレージへ移動します)

メモリはCPUの作業スペースであり、多いとそれだけCPUの処理が効率化して速くなります。一昔前は2GBや1GBのモデルもありましたが、現在そういったモデルのノートパソコンは出回っておらず、また骨董品レベルなので利用には適しません。4GB以上が最低要件ですが、映像処理を行う場合は最低8GB、推奨16GB以上になります。16GB以上になると高額なノートパソコンになるため、価格には注意が必要です。

ビジネスにおける文書作成や、大学生がYoutubeで講義の動画を見る程度の用途であれば、4GB程度のノートパソコンを購入しても大丈夫です。

ただし、

  • 動画編集が必要
  • 大学生として講義をZoomなどで受ける

といった場合は8GB以上ないと心配なケースがあります。

OS(オペレーションシステム)でノートパソコンを選ぶ

「Apple機器をよく使っている」といった場合は、用途に応じてOSも考える必要があります。現在一般で販売されているOSの種類は、

  • Windows OS
  • Mac OS

の2種類です。また最近は「Chrome OS」も増加中です。

OSは文書作成や画像編集といったパソコン上のソフトに命令を出すプラットフォームになるソフトです。OSがないと基本パソコンは動きません。ホーム画面でいろいろな操作ができるのもOSが画面を提供しているからです。

WindowsはMicrosoft製であり、通常のサービス業などを行っている企業向けです。互換性を考えてWindowsで統一している企業も多いでしょう。

対してMac OSはApple社製であり、Webデザインなどクリエイティブな作業をする方へおすすめのOSになります。デザイン面で格好よいものが多く、大学生などがファッション重視で購入するケースもあるでしょう。

Chrome OSはシンプルさを追求したOSで、Google製です。Chrome OS搭載のモデルは安いケースも多く、クラウドでソフトを動かしながら性能を補強するのが主な使い方となります。学校や法人などでまとめ買いするケースも想定されているのが特徴です。

それぞれ特徴がありますが、「Googleのサービスをよく使うからChrome OSがよい」といったように考えるとスムーズに選べるでしょう。ちなみに「Linux」といったフリーのOSもありますが、初心者だと別途インストールする必要があるといった手間が掛かってしまうため、使うのが難しく初心者にはあまりおすすめできません。

画面サイズ・画素数でノートパソコンを選ぶ

ノートパソコンの画面サイズには

  • 10インチ
  • 12インチ
  • 13インチ
  • 14インチ
  • 15インチ
  • 17インチ

といったインチ(型)の種類があります。ディスプレイ上の画面サイズが大きいほど画面が見やすくなりますが、パソコン上にデータを表示するときに単位となる画素についても注目しておきましょう。

画面サイズがキャンバスだとすると、画素はそこにどれだけきれいに絵を描いたかを表しています。画素数が多いほどきれいな絵、つまりきめ細やかな表示が可能です。最低でもフルHD以上あるときれいな画面で操作ができるでしょう。

スマートフォンでもディスプレイが大きく画素がきめ細やかなモデルのほうがキレイな画像映像を楽しめます。スマートフォン購入検討の際も画面サイズと画素の兼ね合いを調査してみてください。

また、最近ではスマートフォンでもノートパソコンでも、ディスプレイの縁(外部)が少ないベゼルレスのモデルが主流になりつつあります。

ストレージの種類でノートパソコンを選ぶ

ストレージはROMと呼ばれるケースがありますが、

  • HDD
  • SSD
  • 両方のハイブリッド

といった種類があります。

HDD

「ハードディスクドライブ」のことであり、SSDが登場する以前からノートパソコンでは使われていました。

HDDでは内部に特殊な気体を充てんしたケースに、HDD本体と読み書きするヘッドが内蔵されています。普段はヘッドが浮いていますが、ヘッドが読み書き時にHDD本体へ近づきデータを操作する仕組みです。

HDDは大容量性がメリットであり、たくさん保存できて安い製品も多いです。ただし読み書き時の速さなどにデメリットを抱えています。

HDDのメリット

  • 容量に対して価格が安い
  • 大容量モデルを選びやすい

HDDのデメリット

  • 読み書き速度が遅い
  • 堅牢性はSSDより不安

SSD

SSDは「ソリッドステートドライブ」の略であり、HDDに代わって普及しつつあります。以前はかなり高いストレージでしたが、現在は普及に当たり低廉化しているので安く購入可能です。

SSDはフラッシュメモリに似た仕組みをしており、電子を基盤に閉じ込めたり開放したりして読み書きをします。読み書きスピードは仕組みがシンプルな分、複雑なHDDよりも速いです。またシンプルなので壊れにくいのも利点になります。

ただし高温多湿といった環境で長時間放置すると、故障する可能性があるので注意しましょう。

SSDのメリット

  • 読み書きが速い
  • 持ち運びなどの際に壊れにくいので安心

SSDのデメリット

  • HDDより高め
  • 容量が多いモデルを選びにくい

ハイブリッドSSD(SSDとHDDのハイブリッド)

ハイブリッドSSDと呼ばれています。SSDといっしょにHDDが搭載されているモデルです。SSDの速度とHDDの大容量性が両立できるのがメリットです。仕組みとしては、ソフト起動などはSSDで行い、データ保管などはHDDでするイメージです。

堅牢性などの点で不安がある点は留意しておきましょう。

ハイブリッドSSDのメリット

  • 読み書きが速い
  • HDDが搭載されているのでデータを大量保管可能

ハイブリッドSSDのデメリット

  • HDD搭載なので堅牢性がSSDのみより落ちる
  • ハイブリッドSSD搭載のノートパソコン選択肢が多くない

重さ(本体重量)でノートパソコンを選ぶ

重さは

  • 持ち運びをかなりしたい、軽い作業しかしない:関係ある
  • 持ち運びをあまり考えない、CPUやメモリ性能最重視:関係ない

といった具合に分かれてきます。

平均するとノートパソコンは数キログラム程度の重さです。大きい野菜や砂糖2袋程度がこれくらいになります。

最近は重めのノートパソコンが減少しており、ハイスペックでも2キログラム未満のモデルが多いです。軽いのを選ぶと1キログラム未満のモデルも多く、負担を感じにくくなりつつあります。

家電量販店ではノートパソコンに触れられますが、オンラインで購入する場合は重さを調べにくいです。数値上では分かっていても実際に使う際に重く感じる可能性があるので、身近なものを持って感触を確かめておけると安心です。

【LAN規格なども確認】その他ノートパソコンを選ぶ上でのポイント

他にも以下のような点でノートパソコンを選べると安心です。

無線LAN機能

無線LANは中古ノートパソコンを購入しない限り、まずどのモデルにも付いています。心配すべきなのは規格です。

規格は「IEEE」という基準で記載されており、

  • 802.11n:古め、伝送速度150mbpsなどになる
  • 802.11ac:nより後発、1Gbps以上といった速度で通信できる
  • 802.11ax:最新規格、理論上は10Gbps程度速度が出る可能性もある

が主流です。bpsは数値が多いほど高速であり、アップロード(上り)とダウンロード(下り)の2種類で別々に記載されます。

無線LANについてはLANボードや子機などで増設できるので、不安な場合は後ほど別途購入して利用してみてください。ただし速度や安定性は

  • 実際に使っている環境
  • ルーター

といった要素で変化するので、実際に使いながら通信が速く安定する環境を探してみてください。

端子の種類と数

「ケーブルをよくノートパソコンへ接続する」という方は、ノートパソコン内臓の端子(ポート)の種類や数まで確認しておきましょう。

端子には

  • HDMI:映像を出力する規格でモニター接続などに必要
  • USB Type-C:スマートフォンとの接続や重電に使う
  • USB Type-B:周辺機器の接続などに使う
  • LAN:有線LANケーブル接続の際使う

といった種類があり、数もさまざまです。軽量だとどうしても端子の数が制限されるので、多少重くても端子数が多いほうが理に適っているケースがあります。

ちなみに端子がある程度そろっていれば、変換アダプターで旧規格に対応することが可能です。不安な方は変換アダプター購入も検討してみてください。

Officeソフト搭載の有無

Microsoft Officeソフトが使いたい方は、搭載されているか事前に確認しておきましょう。

  • Kingsoft Office
  • Open Office

といった代替品が多く出回っており、中にはOffice自体が搭載されていないモデルもあります。

ローカルでOfficeソフトを操作したい場合は、何かしらのOfficeソフトが入っているモデルのほうが安心です。Microsoft Officeソフトがないと駄目な場合は搭載ノートパソコンを探す必要がありますが、価格がその分高くなってしまう点に注意しましょう。

ちなみにOfficeソフトは後入れも可能です。ネットショッピングなどで格安購入できるパターンもあるので、後入れでコスト削減する方法も検討できるとノートパソコンの選択肢が広がります。またクラウドでOfficeを定期購入して利用するパターンもあるので、情報共有性やマルチデバイスでの利用を考えていらっしゃる方は参考にしてみてください。