こんにちは!選び方ガイド.com編集部です。
この記事では、これから一人暮らしを始める方や、すでに一人暮らしをされている方が、どのような炊飯器を選べば毎日のお米ライフがもっと充実するのかを徹底解説していきます。
私自身、学生時代に一人暮らしをスタートしたとき、最初は「炊飯器ってほんとうに必要かな?」と思っていたんです。調理スペースも狭いし、仕事やバイトで帰りが遅くなると自炊のハードルも上がりますよね。
ところがいざ炊飯器を導入してみると、「炊きたてのごはんが食べられる」という何気ない幸せが、ものすごく自炊生活におけるモチベーションを上げてくれるんです。もともとインスタント食品やコンビニ弁当で済ませていた私でしたが、やはり炊きたての白米を口にすると「家ごはんっていいなあ」としみじみ感じるようになりました。
今回はそんな個人的な体験談を交えつつ、なぜ一人暮らしでも炊飯器があると便利なのか、そしてどんな炊飯器を選べば失敗しないのかを網羅的にご紹介します。この記事が、きっと今後の「一人暮らし×炊飯器ライフ」を充実させるお手伝いになれば幸いです。
一人暮らしに炊飯器はいらない?
「一人暮らしなら炊飯器は不要」と思う人も少なくありません。たとえば私の友人の中には、電子レンジで炊ける簡易的な器(いわゆる“電子レンジ炊飯器”)だけで十分という人もいて、最初は私も「なるほど、自炊へのこだわりがなければ炊飯器は要らないのかな…」なんて思っていました。
ただ、実際に電子レンジ炊飯器も使ってみたところ、火力や加熱ムラの関係で、炊きあがりに差が出やすいと感じました。時間や水分量の加減が難しかったり、レンジのクセで部位によって水分が飛んでしまったり…。ある程度リズムが掴めるまで何度も試行錯誤が必要で、意外と手間がかかるというのが正直な感想です。
さらに、じつは私、自炊といっても大がかりな料理はあまり得意ではなく、「いかに楽に」「いかにおいしく」仕上げるかが最優先。となると、ポンと炊飯器のスイッチひとつで炊ける安心感はとても大きいのです。逆に言うと、レンジ調理だと火力の微調整やラップの貼り方、途中で混ぜたりするステップが増えることもあって、「本当に時短か?」と疑問に思うときもありました。
ではいったい、なぜ“専用の炊飯器”が一人暮らしでもおすすめなのか? その大きな理由が次の項目に出てくるポイントです。
電気式ライスクッカーよりも炊飯器のほうがおいしいお米が炊ける
ここ数年、一人暮らし向けの「電気式ライスクッカー」と呼ばれるコンパクト家電も人気になっています。弁当箱型だったり、炊飯と同時にレトルトや冷凍食品を温められたり…。私も見た目の可愛さにつられて買いかけたのですが、実際にいくつか製品をお借りして試してみると、どうにも納得のいく“お米の仕上がり”にたどり着けず、購入は見送りました。
理由は単純で、電気式ライスクッカーは「熱量が十分に確保できないものが多い」という点に尽きます。電気式ライスクッカーは簡易的で安価なモデルが多い分、どうしても発熱ユニットの性能が炊飯器専用機には敵わない印象です。また、加圧や保温機能が弱かったり、炊きあがった後の蒸らし工程が不十分なまま止まってしまうケースもありました。
もちろん手軽さは電気式ライスクッカーの大きな魅力ですが「米の炊きあがりを可能な限り美味しくしたい」「自炊をちゃんと続けたい」なら、やはり専用の炊飯器を強くおすすめします。
私も「少しでもおいしく食べたい派」なので、電気式ライスクッカーよりも圧倒的に炊飯器派。炊飯器なら、吸水から蒸らしまで火力やタイミングを自動制御してくれるので、失敗するリスクがかなり抑えられるんです。
一人暮らしにおすすめの炊飯器は3合炊き?5合炊き?
一人暮らし向けの炊飯器を探すと、容量は「3合炊き」と「5合炊き」のどちらにしようか迷いがちです。これについては、まず先に結論を言うと「一人なら3合炊きが無難」というのが私の体験としてのおすすめ。
というのも、炊飯器は一般的に「最大容量の7~8割ほどの炊飯量」で一番おいしく炊けると言われています。3合炊きの炊飯器なら、2合前後で炊いたときがベストな仕上がり。その2合分を、朝ごはんと夜ごはん、もしくは夜と翌朝に分けて食べる、あるいは1食分ずつラップして冷凍しておくと便利です。
私も以前は5合炊きを使っていたことがありますが、1~2合しか炊かないため、機能が持て余し気味でした。容量オーバーほどではないにしろ、内釜が大きすぎるとお米が対流しにくく、ムラが生じやすい傾向がありました。しかも、5合炊きだと本体サイズも大きくなるので、一人暮らしの狭いキッチンには意外と圧迫感が…。
毎日たくさんごはんを食べる、もしくは休日にまとめ炊きをして冷凍したい、という場合は5合炊きでもいいですが、「少しだけ炊きたい」「狭いキッチンでスペースを取りたくない」という多くの方にとっては、3合炊きがちょうど使いやすいと感じます。
一人暮らしにおすすめの炊飯器を加熱方式で選ぶ
炊飯器を選ぶ際に知っておきたいのが「加熱方式」。大きく分けると「圧力IH炊飯器」「IH炊飯器」「マイコン炊飯器」の3タイプがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを押さえてみましょう。
とにかく美味しさを求めるなら「圧力IH炊飯器」
圧力IHは、お米を入れた内釜に圧力をかけながらIHで加熱する方式です。圧力をかけることで沸点が上昇し、より高温・短時間でお米の芯まで熱を伝えられるため、ふっくら・もっちり炊き上がるのが特徴。
私も圧力IH炊飯器を使ったときは、その炊きあがりの甘み・弾力に感動しました。お米の旨味をしっかり引き出し、なおかつ時短につながるのは魅力的ですよね。ただ、価格帯が高めで、構造も複雑な分、本体重量がやや重くお手入れが増えがちな点がネックとなることもあります。それでも「ごはんが主役!」という人や、米の甘みを最大限に味わいたい人は圧力IHを検討してみてください。
美味しさとコスパを両立するなら「IH炊飯器」
IH炊飯器は底だけでなく、釜そのものを発熱させる仕組み。マイコン炊飯器よりも火力が強く、熱ムラが少ないのでごはんの仕上がりが格段にアップします。かといって圧力IHほど値段も高くないので「おいしさとコスパのバランスを重視したい」という人にはぴったり。
私も過去にIH炊飯器をメインで使っていた時期が長く、“ひとくち目で感じる粒立ちの良さ”がとても好印象でした。圧力IHよりもツヤ感や粘りは控えめだけど、そのぶんサラッと食べやすい仕上がりが好み、という方も多いと思います。
安さ・コスパを優先するなら「マイコン炊飯器」
さらに手頃なモデルを探しているなら、ヒーター加熱方式の「マイコン炊飯器」が候補になるでしょう。底面のヒーター熱で釜を直接加熱するため構造がシンプルで、価格も安い。一人暮らし向けのコンパクトモデルではマイコン式が多数見つかります。
ただし、IHに比べると火力が弱く、沸騰後に高火力をキープしにくいのも事実。炊きムラや粒感のばらつきが出やすいため、ごはんの味にこだわりたい方にはやや物足りない可能性もあります。私は過去にマイコン炊飯器を使っていて、“冷凍してレンチン”まで想定して少し硬めに炊くよう調整していました。工夫次第で問題ないですが、とにかく安さ重視の方向けかと思います。
一人暮らしにおすすめの炊飯器を内釜から選ぶ
炊飯器の美味しさは加熱方式だけでなく、内釜の素材・厚みによっても変わります。ふっくら感を得たい、なるべく蓄熱性をキープしたい…など、こだわりたいポイントがある方は、内釜のタイプにも注目してみましょう。
ふっくらとした炊きあがりを追求するなら「鉄釜」
鉄は熱伝導率が高く、短時間でお米の芯まで熱を行き渡らせるのに優れています。そのため米の粒がしっかり立ち、ふっくらしているのに歯ごたえも感じられるといった独特の仕上がりに。釜そのものが重くて扱いにくいという面もありますが、甘みを引き出すには有利な素材の一つです。
遠赤外線効果で美味しくお米を炊くなら「炭釜」
炭(カーボン)素材を使った「炭釜」は、遠赤外線効果でお米に熱をしっかり伝えてくれるのが大きな魅力。内部で熱がじんわりと通るため、粘りと甘さを感じられる炊きあがりを狙えます。私も以前使っていた炭釜炊飯器は、“おこげなしでもしっかり香ばしさ”を感じるような不思議な味わいがありました。
遠赤外線効果と蓄熱効果で蒸すように炊く「土鍋釜」
土鍋釜は、土鍋らしい蓄熱性・遠赤外線効果で、高火力を実現しながらも“蒸らすように”炊くのが特徴。私も「土鍋ごはんって最高だよな」と思いながら、一時期「土鍋炊飯器」を使っていましたが、やはり香りの立ち具合や噛んだときのホクホク感は格別でした。
加えて保温性に優れているので、保温モードでも電気代が比較的抑えられるモデルが多い点もうれしいところです。土鍋特有の“泡立ち”が再現されているモデルでは、もっちり粘りのあるお米に仕上げやすいので、お米そのものをじっくり味わいたい方におすすめ。
内釜が2.3mm以上ならムラなく米を炊ける「厚釜」
加熱方式や素材に関係なく、内釜の“厚み”も重要。およそ2.3mm以上の「厚釜」であれば蓄熱性が高く、熱をムラなく伝えやすい傾向があります。薄い釜だと熱が拡散しやすく、底部分だけ焦げやすくなることも。私が学生時代に使っていた「激安薄釜」の炊飯器では、底におこげができて上部は芯が残っている…なんてこともありました。
複数の素材を組み合わせた「多層釜」もムラなくお米を炊ける
「何層にも金属を重ね合わせた○○層釜」というのを見かけたことはありませんか? これはメーカー独自の素材設計で、複数の金属を組み合わせることで、強火力をムラなくお米に伝えやすくしているのです。アルミやステンレス、銅など、それぞれ熱伝導率や保温性に特徴がある金属を重ねることで、ふっくらとツヤのある仕上がりに導いてくれます。
一人暮らしにおすすめの炊飯器を炊飯機能から選ぶ
炊飯器は年々進化しており、ただの“お米を炊く”家電ではなくなっています。蒸気カットやおかず調理、無洗米の炊き分けモードなど、意外と便利な機能が満載。
ここからは、一人暮らしにあるとうれしい機能を順番にピックアップして解説します。
置き場所が限られるなら「蒸気カット」の炊飯器がおすすめ
蒸気が大量に出ると、キッチンの棚が湿気で痛んだり、上部にカビが生えたりするリスクがあります。小さいキッチンや棚の下に炊飯器を置きたい場合は、蒸気を大きくカットしてくれる“蒸気カット炊飯器”が有力候補です。
私が以前住んでいたワンルームでは、コンセント位置の関係で棚下に置くしかなく、普通の炊飯器だと棚に蒸気が直撃してちょっと怖かった覚えがあります。
自炊をよくする人ならおかずを調理できる炊飯器もおすすめ
最近の炊飯器には、ごはん以外にも煮込み料理や低温調理などができるメニューを搭載したモデルがあります。
私はカレーやビーフシチューを炊飯器で作ったことがあり、火加減を気にせず放置できるので、かなり便利。仕事から帰ってスイッチを押すだけで煮物系が完成すると、大助かりです。
無洗米や玄米の炊飯モードがあるかどうかもチェック
無洗米・玄米・雑穀米など、白米と違う吸水量を必要とするお米を炊きたい人は、炊飯モードに「無洗米」や「玄米」「雑穀米」などの炊き分け設定があるモデルを選ぶと失敗しにくいです。
一昔前は白米モードしかない炊飯器に無洗米を投入して微妙な仕上がりに…なんてこともありましたが、いまはしっかり対応している製品が増えました。
お米の銘柄にあわせた炊飯モードを備えた炊飯器も
さらには米の銘柄ごとに細かく炊き分ける機能を持った炊飯器もあります。
「コシヒカリ」「ななつぼし」「ゆめぴりか」など、あらかじめ数十~百近い銘柄が登録されていて、その銘柄特性に合わせて火力・蒸らし時間・圧力などを微調整してくれるんです。いろいろなお米の食べ比べが好きな方には嬉しいですよね。
炊飯器での操作が面倒な人はスマホ連携機能つき炊飯器を選ぼう
“スマホで遠隔操作ができる炊飯器”は一人暮らしでも人気が高まっています。外出中にスマホから炊飯予約をオンにして、帰宅直前に炊きあがるよう調整することも可能。
私は以前、帰りの電車の中で「炊飯ボタン押すの忘れた…」と落ち込むことが多かったので、こうした連携機能はとても便利だと感じました。
炊飯器のニオイを抑えたりお手入れを楽にしてくれる「クリーニング機能」も
炊き込みごはんを作ったあとのニオイ残り、意外と厄介ですよね。そこで役に立つのが「クリーニング機能」や「煮沸洗浄機能」です。
高温スチームや沸騰の熱で内釜や内部の汚れ・ニオイを軽減し、洗いやすい状態にしてくれます。特に一人暮らしだと、お手入れが面倒になると炊飯器を使わなくなりがちなので、こうした機能の有無は見逃せません。
一人暮らしにおすすめの炊飯器をメーカーから選ぶ
ここからは具体的なメーカー別に、特徴や代表的なモデルの傾向を簡単にまとめておきます。同じ家電でも、メーカーによって得意分野や設計思想がけっこう違うんですよね。自分の「お米の好み」と「予算」に合うメーカーを探してみましょう。
象印マホービン(ZOJIRUSHI)
- 炎舞炊きシリーズが有名で、高火力を再現したい方に好評
- マイコン~IH~圧力IHまで幅広く展開
- 保温性能に優れたモデルが多い印象
- 「わが家炊き」や「クリーニング機能」など独自の便利機能も多い
私も象印の炊飯器には大変お世話になっており、「圧力IH」の上位シリーズのフワッと感に驚いた経験があります。24時間保温してもごはんの黄ばみやニオイが少なく、美味しさをキープしやすいのが魅力です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- 「銘柄炊き」機能を搭載したコスパ高めのモデルを多く展開
- 白米だけでなく麦飯や玄米、雑穀などの健康志向メニューが充実
- 家電として価格設定が優しめなので一人暮らしでも手が届きやすい
アイリスオーヤマはもともと収納用品や生活雑貨で有名ですが、近年は家電分野にも進出していて、炊飯器の機能性・デザイン性が年々向上しています。リーズナブルなのに銘柄に合わせた炊き分けができる点は見逃せません。
タイガー(TIGER)
- 土鍋に近い泡立ちと蓄熱性を再現した「土鍋釜」や「ご泡火炊き」シリーズが特徴
- 煮込みやケーキモードなど調理メニューを充実させた商品も多い
- 歴史あるメーカーで、丈夫な製品づくりにも定評あり
私も一度、タイガーの「土鍋ご泡火炊き」モデルを使いましたが、もっちりふっくら、ごはんの“甘み”をしっかり楽しめました。土鍋の泡立ち効果が感じられる独特の食感で、噛めば噛むほど甘く、「ああ、これが土鍋感か…!」と嬉しくなった記憶があります。
パナソニック(Panasonic)
- 幅広い家電分野で実績があり、炊飯器も高性能モデルを多数展開
- 「おどり炊き」シリーズなど、高温スチーム・可変圧力で仕上げるモデルが人気
- スマホ連携や自動計量機能など先進的な製品もアリ
私がパナソニックの炊飯器を試したときには、「加圧力のコントロール」と「スチーム」でお米の甘みを引き出すところがすごく気に入りました。「おどり炊き」の名のとおりお米が釜の中で踊っているようで、粒感がとても立った仕上がりです。
東芝(TOSHIBA)
- 「炎匠炊き」や「本かまど」など、高火力で粒立ち良く炊くモデルに定評
- 備長炭ダイヤモンド釜など、釜素材にもこだわりがある
- 早炊きや蒸気カットなど便利機能もおさえつつ、リーズナブルなラインナップも豊富
しゃっきりめのごはんが好きな人には、東芝の「炎匠炊き」シリーズなどがおすすめ。私は東芝の炊飯器でお米を炊いたら、外側はシャキッと、噛むと中からモチっとした甘みが出るような絶妙な食感になり、リピートしたくなった経験があります。
三菱(MITSUBISHI)
- 「本炭釜」など炭素材にこだわり、お米の甘み・香りを引き出す技術が強み
- 大火力で連続沸騰を狙う設計が多く、粒立ちの良いごはんに仕上げたい人向き
- デザインもシンプル・スタイリッシュで人気
三菱電機といえば「炭炊釜」や「可変超音波吸水」で、お米をしっかり吸水させながら高火力で炊く機能が有名です。粒感重視派の方に愛されるブランドですね。私も過去に三菱を使っていて「お米がちゃんと立ってる!」とテンションが上がりました。
ヤマゼン(YAMAZEN)
- 1.5合や2合炊きなど、超コンパクト炊飯器を多く展開
- 値段も手ごろで、一人暮らし向けサイズが豊富
- 炊き加減はシンプルなマイコン式が中心
ヤマゼンは、少量炊きのコンパクト炊飯器が欲しい人におすすめ。私もワンルーム暮らしだったころ、ヤマゼンの1.5合炊きを使ってみたら、ちょっと固めに炊いて冷凍すれば十分美味しかった記憶があります。デザインのクセもなく、手頃な価格なので「まずはお試し」で使ってみたい方にちょうどいいです。
エレコム(ELECOM)
- デジタル機器のイメージが強いが、小容量のIH炊飯器を扱うことも
- 縦長・スリムなど、特徴的な形状で省スペース設置に配慮したモデルも
- 1合炊きの独特なデザイン炊飯器がSNSで話題になることも
エレコムが出している1合炊きの縦長IH炊飯器は、「ポットのように場所をとらない」という点が人気でした。実際にコンパクトでおしゃれでしたが、1合以上炊かない方には便利。ただし保温があまり長くできないモデルなどが多いので注意です。
サンコー(THANKO)
- 弁当箱サイズやどんぶり型など、おもしろ系“超高速”ミニ炊飯器を多数リリース
- 一人暮らしの省スペースや外出先炊飯ニーズに特化
- 炊きあがりの味はややばらつきがあるが、時短を求める人から支持される
サンコーの“おひとりさま用弁当箱炊飯器”などはSNSで話題ですよね。私も職場に持ち込んで炊いてみたことがありますが、確かに15~20分で炊けてビックリしました。「炊きたて最優先・時間も場所も節約」という方には面白い選択肢かもしれません。
バルミューダ(BALMUDA)
- スタイリッシュな外観と、蒸気で炊き上げる独自の炊飯方式が魅力
- 保温機能はあえて排除し、“炊きたて重視”の設計
- キッチンのインテリア性を高めたい人に人気
バルミューダは家電全般でデザイン性が評価されており、炊飯器も例外なくおしゃれ。蒸気炊飯でお米をやさしく蒸らすため、粒感が立ったふんわり食感に仕上げるのが特徴です。ただし保温機能がなく、炊きあがりをすぐ食べる前提なので、自分のライフスタイルと合うか要確認です。
シロカ(siroca)
- コスパの良いマイコン炊飯器から、土鍋釜の本格派モデルまでラインナップ
- シンプルでスタイリッシュなデザイン性が人気
- ホームベーカリーなどのキッチン家電で培ったノウハウを炊飯器にも活かしている
シロカは家電のなかでも“手頃でおしゃれ”なイメージ。土鍋コーティングモデルや多機能調理ができる製品も多いので、実際に何を重視するかで選ぶモデルは変わってきます。個人的には土鍋電気炊飯器「かまどさん電気」シリーズが印象的です。
バーミキュラ(VERMICULAR)
- 鋳物ホーロー鍋で有名なブランドで、精度の高い“ライスポット”が人気
- 鍋とIHヒーターを組み合わせ、火加減を自動制御してお米の甘みを引き出す
- こだわり派向けで、値段は高いが極上の仕上がりを目指せる
私もバーミキュラ ライスポットを使ってみて、「もう普通の炊飯器には戻れないかも…」と唸った思い出があります。そのくらいおいしい米が炊けますが、保温機能が非搭載なので、炊きあがりをすぐ食べるスタイルでこそ真価を発揮するモデルです。
ハイアール(Haier)
- 世界的な家電メーカーで、リーズナブルな価格帯の炊飯器が多い
- 1~3合炊きなど、小型のマイコン炊飯器を中心にラインナップ
- シンプル操作で、一人暮らしの最初の一台に選ぶ人も少なくない
ハイアールの小型炊飯器は、コストをおさえてシンプルな操作に特化している印象。私の知り合いも「予算を抑えて最低限使いたい」という理由で購入し、そこまで米の仕上がりにこだわらないなら満足…と言っていました。
一人暮らしにおすすめの炊飯器まとめ
この記事では、一人暮らしでもこだわりたい人向けに炊飯器の選び方、加熱方式、内釜、便利機能、さらにはメーカーごとの特徴を詳しくお届けしました。
一人暮らし生活を送るうえで、やはり炊飯器の存在は意外と大きいんですよね。私も実体験として「お米がある、炊飯器がある」という安心感があるだけで「何があっても家に帰れば食事ができる」と思えるようになりました。疲れている日でも、炊飯器をセットしちゃえば温かいごはんが待っている…それだけで、ちょっとだけ人生がラクになるような気がします。
もちろん調理道具は人それぞれのスタイルがあるので、全員に絶対に必要とは言いません。ただ、「ちょっとでもおいしいごはんを食べたい」「インスタントや外食が続くと身体にもお財布にもツラい…」という方には、ぜひ炊飯器ライフを検討してほしいと思います。炊き込みごはんや煮込み料理など、炊飯器だからこそ簡単にできるレシピも無限大。楽しみ方はいくらでも広がりますよ!
この記事が、一人暮らしで炊飯器を買うか迷っている方、そして「どれを選べばいいの?」と悩んでいる方の参考になればうれしいです。それでは、ぜひ自分にぴったりの炊飯器を見つけて、ホクホクの炊きたてごはんを味わいながら、充実の一人暮らしを満喫してくださいね。
監修者情報
選び方ガイド.com 編集部
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