2025年最新|縦型?ドラム式?一人暮らし用洗濯機の選び方ガイド

一人暮らし向け洗濯機の選び方ガイド

一人暮らしの準備といえば、新居探しから日用品の手配、家具家電の購入……とやることが山ほどありますよね。なかでも洗濯機は、毎日のように使う重要な家電のひとつ。一度買うと5〜10年は使い続けることになりますから、「どれを買えばいいのか分からない!」「失敗したくない!」と感じる方は多いでしょう。

洗濯機には大きく分けて「縦型」と「ドラム式」の2タイプが存在し、さらに洗濯容量や乾燥機能、音の大きさ、価格などを比較していくと、どのモデルが自分にぴったりなのか分からなくなってしまいますよね。しかも、一人暮らしという限られた空間・予算内での選択なので、余計に悩みが尽きないと思います。

本記事では、はじめて一人暮らしを始めた方に向けて、
「縦型かドラム式か」
「洗濯容量はどれくらいか」
「どんな便利機能が必要か」
「価格やランニングコストはどう考えるか」

といった、一人暮らし用洗濯機を選ぶうえで重要ポイントを徹底解説いたします。

私自身が一人暮らしを始めるときに頭を悩ませたのがまさに「洗濯機」でした。家電量販店を何度も回っては、ドラム式に憧れる自分と予算・スペースを気にする自分とで、葛藤の日々を過ごしたんです。結局は縦型を選んで大満足していますが、職種や生活スタイルによってはドラム式が絶対にハマる人もいると感じます。

これから、私の実体験や友人の話などもちらほら挟みながら、「一人暮らしにベストな洗濯機」を一緒に探っていきましょう!私の体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。


  1. タイプ(縦型・ドラム式)から一人暮らし用洗濯機を選ぶ
    1. 縦型洗濯機の特徴とメリット・デメリット
      1. 縦型洗濯機のメリット
      2. 縦型洗濯機のデメリット
    2. ドラム式洗濯機の特徴とメリット・デメリット
      1. ドラム式洗濯機のメリット
      2. ドラム式洗濯機のデメリット
      3. 乾燥機能がいらない人は縦型洗濯機がオススメ
      4. 洗濯物を干すのが面倒な人はドラム式洗濯機がオススメ
      5. 筆者が縦型・ドラム式洗濯機を選んだときの体験談
  2. 洗濯容量から一人暮らし用洗濯機を選ぶ
    1. 一人暮らし向け洗濯機は5.5~6.5kgがオススメ
  3. 静音性(運転音)から一人暮らし用洗濯機を選ぶ
    1. 夜間に洗濯をしたい人は55dB以下の洗濯機がオススメ
  4. 洗浄力から一人暮らし用洗濯機を選ぶ
    1. 現場仕事など衣服が汚れがちな人は洗浄力が高い洗濯機がオススメ
  5. ランニングコストから一人暮らし用洗濯機を選ぶ
    1. インバーター搭載の洗濯機はランニングコストを抑えられる
    2. 縦型よりもドラム式洗濯機のほうがランニングコストは低い
  6. メーカーから一人暮らし用洗濯機を選ぶ
    1. 東芝(TOSHIBA)
    2. 日立(HITACHI)
    3. シャープ(SHARP)
    4. AQUA(アクア)
    5. パナソニック(Panasonic)
    6. ハイアール(Haier)
    7. アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
    8. ハイセンス
    9. MAXZEN(マクスゼン)
    10. ツインバード(TWINBIRD)
  7. 初期費用から一人暮らし用洗濯機を選ぶ
    1. 価格が安いメーカーから洗濯機を選ぶ
    2. ドラム式よりは縦型洗濯機のほうが初期費用は安い
    3. 価格を抑えるならアウトレット品や中古品もオススメ
  8. 一人暮らし用洗濯機を選ぶときによくある質問(FAQ)
    1. Q. 設置スペースはどうやって測ればいい?
    2. Q. 予算はどのくらい見ておけばいいの?
    3. Q. 一人暮らし用の洗濯機ってどこで買えるの?
    4. Q. お手入れのしやすさも重要?
    5. Q. 保証期間やアフターサービスは?
    6. Q. 電気代はどのくらいかかるの?
    7. Q. 節水効果の高い洗濯機ってどんなもの?
    8. Q. 洗濯機の寿命はどれくらい?
    9. Q. 部屋干し臭を防ぐには?
    10. Q. 最新機能ってどんなものがあるの?
    11. Q. 一人暮らしで買ってはいけない洗濯機ってある?
  9. まとめ
  10. 監修者情報

タイプ(縦型・ドラム式)から一人暮らし用洗濯機を選ぶ

一人暮らし用の洗濯機には大きく分けて「縦型」と「ドラム式」が存在します。この2つは、洗い方や乾燥機能、価格やサイズなどあらゆる面で違いがあり、どちらにもメリット・デメリットがあります。

「縦型・ドラム式どっちの洗濯機がいいの?」と聞かれることが多いですが、実は生活スタイルや洗濯のこだわり次第。ここでは、それぞれの特徴とメリット・デメリットを比較しながら、一人暮らしにはどちらが合うかを探っていきます。

縦型洗濯機の特徴とメリット・デメリット

縦型洗濯機は、上から洗濯物を入れる「フタ」があるタイプの洗濯機です。一般的に、私たちが昔からよく見かける形状ですね。洗い方としては、洗濯槽の底にあるパルセーター(回転羽根)を回転させ、衣類同士をこすり合わせたり撹拌水流でかくはんして汚れを落とします。

縦型洗濯機のメリット

  • 価格が安いモデルが多い
    ドラム式に比べて構造がシンプルな分、リーズナブルな価格設定が多いです。洗濯機本体の初期費用を抑えたい一人暮らしには魅力的。
  • 省スペースでも設置しやすい
    横幅や奥行きがコンパクトなモデルが多く、洗濯パン(防水パン)のサイズが小さくても収まりやすいです。古めのアパートやワンルームなどでも置きやすいでしょう。
  • 洗浄力が高い
    衣類同士をこすり合わせて洗う「もみ洗い」方式なので、頑固な泥汚れや粉塵汚れにも強いと言われます。靴下の黒ずみ落としなどには心強いです。
  • 操作がシンプルな機種が多い
    ボタンが少なく、洗い・すすぎ・脱水の工程をシンプルに設定してある製品が多め。家電に詳しくない人や引っ越し初日のバタバタでも分かりやすいでしょう。

縦型洗濯機のデメリット

  • 乾燥機能はやや弱い
    乾燥対応モデルもありますが、ドラム式ほどではなく「簡易乾燥」レベルが多いです。ファンで風を送りながら脱水を強化する程度で、完全に乾かすにはさらに干す必要が出てきます。
  • 水を多く使う
    縦型はドラム式に比べ、水量が多めに必要です。毎日のように洗濯すると、水道代の差が大きくなることがあります。
  • 衣類の絡みや痛みが出やすい
    強力にかき回す方式なので、脱水後に衣類が絡まって固まることがあります。洗濯ネットを上手に活用しても、ドラム式よりは傷みやすいと言われます。

ドラム式洗濯機の特徴とメリット・デメリット

ドラム式洗濯機は、洗濯槽が横に寝そべったような状態で、横または斜め向きにドアがついているのが特徴。洗浄方式は「衣類を持ち上げて落とす」という「たたき洗い」がメインです。

ドラム式洗濯機のメリット

  • 乾燥機能が優秀
    ヒートポンプ方式など、高性能な乾燥機能を備えているものが多く、天気を問わずふんわり仕上がりに。忙しい人や共働き家庭には大きな利点です。
  • 節水効果が高い
    ドラムを回転させながら、少ない水量で洗浄するため、水道代を抑えられます。結果的にランニングコストを低く抑えやすいです。
  • 衣類が傷みにくい
    たたき洗い方式のため、衣類の絡まりが縦型より少なく、生地を痛めにくいと言われます。お気に入りの服を長持ちさせたい人には魅力的。

ドラム式洗濯機のデメリット

  • 本体価格が高い
    高機能であるぶん、初期費用はどうしても縦型より高価です。安いものでも7〜8万円以上、ハイスペックモデルだと20万円を超えることも。
  • サイズが大きく搬入が大変
    奥行きや幅が大きく、重量もあるため、玄関や廊下の幅次第で設置できないことも。2階以上のマンションでエレベーターがない場合など、搬入費用が別途必要になるかもしれません。
  • 洗濯時間がやや長め
    縦型より少ない水量で洗うため、工程に時間がかかることも。すぐに洗い終わらせたい人は、少しストレスを感じるかもしれません。

私の先輩はドラム式を使っていますが、とにかく干さなくていいのが最高だと言っていました。毎夜遅くに洗濯&乾燥までセットして寝れば翌朝にはすっきり仕上がっているので、余計な手間が省けるそうです。マンションで物干しスペースが限られている人にも助かると聞きます。

乾燥機能がいらない人は縦型洗濯機がオススメ

「日中は家にいることが多いので、わざわざ洗濯物を乾燥機にかけなくてよい」「天日干しをしたい」「浴室乾燥がついている物件に住んでいる」など、乾燥機能が不要な人は、初期費用が安価でコンパクトな縦型洗濯機がおすすめです。

私自身がそうでした。バルコニーがわりと広い部屋を借りられたので、「干すのはそこまで苦じゃない」と考えて乾燥機能なしモデルを選びました。値段が抑えられたぶん、ほかの家電をちょっと奮発できたのが嬉しかったです。

洗濯物を干すのが面倒な人はドラム式洗濯機がオススメ

一方、洗濯物をベランダに干したり室内に干したりする作業自体が面倒だという方は、乾燥機能が優秀なドラム式洗濯機がおすすめです。

夜間に洗濯・乾燥をセットしておけば、翌朝には衣類がふわっと乾いた状態で取り出せて便利。「忙しくて洗濯にかける時間をなるべく短縮したい」という人もドラム式を検討してみましょう。

職場の先輩は「多少お金はかかったが、干す手間を省けるメリットは計り知れない」と大絶賛していました。

筆者が縦型・ドラム式洗濯機を選んだときの体験談

私の一人暮らし最初の洗濯機は、まさに縦型でした。理由は3つあって、まず何より「設置スペースが小さい」。古い木造アパートだったので、幅60cmの洗濯パンしかなく、ドラム式はサイズ的に厳しかったんです。二つ目が「価格重視」。

とにかく初期費用を抑えたかったので、5万円以下で買える機種が嬉しかった。三つ目としては「干すことに抵抗がなかった」こと。ベランダで天日干し派だったので乾燥機能は不要でした。

実際使ってみて、靴下の汚れなどもしっかり落ちるし、十分満足しています。ただ、夜に洗濯して干すのが面倒……と感じる日は「ドラム式の乾燥機能がうらやましい!」と思うこともありますね。


洗濯容量から一人暮らし用洗濯機を選ぶ

洗濯機の容量は「洗える衣類の量」を示す大切な指標です。たとえば「5.5kg」であれば、一度に5.5kgぶんの衣類を洗えるという意味になります。ただ、パンパンに詰め込みすぎると洗浄ムラや絡まりが増えるため、多少余裕をもって使うと仕上がりが良くなります。

一般には1人あたり1日1.5kg程度の洗濯物が出ると言われます。2日に1回洗うなら3kgほど、4〜5日まとめるなら6〜7kgレベルと、洗濯頻度に応じて考えるのがよいでしょう。

一人暮らし向け洗濯機は5.5~6.5kgがオススメ

一般的には一人暮らしだと5.5〜6.5kgあれば十分ですが、毛布やシーツを一度に洗いたいなら7kg以上にすると安心です。

私の場合は5.5kgを選びました。あまり大量にまとめ洗いはしないので問題なく洗濯できています。逆に週末にまとめて洗いたい友人は6〜7kgの縦型を買い、週2回の洗濯だけでOKと効率化していました。ライフスタイルによって容量を決めるのがコツです。


静音性(運転音)から一人暮らし用洗濯機を選ぶ

マンション・アパート住まいの人は騒音トラブルが気になるところですよね。早朝や夜遅くに洗濯する場合は、運転音が大きいと近隣に迷惑がかかるかもしれません。

夜間に洗濯をしたい人は55dB以下の洗濯機がオススメ

運転音は「洗濯時」と「脱水時」とで数値が別々に記載されていることが多いです。夜間に回すなら、できれば「洗濯時」「脱水時」ともに55dB以下のモデルを探してみましょう。インバーターモーター搭載モデルの洗濯機は、動作がスムーズで騒音を抑えやすいとされています。

脱水時に60dBを超えると、静かな掃除機レベルの騒音になるので注意が必要です。

私のアパートは壁が薄かったので深夜には回さないようにしていましたが、インバーター付きモデルならもう少し気軽に使えたのかも……と思うことがあります。


洗浄力から一人暮らし用洗濯機を選ぶ

洗浄力については、昨今のモデルはどれも洗浄技術が進歩しているので、大きな差はないともいわれますが、メーカー独自の洗浄方式や温水洗浄機能が大きく影響してきます。

現場仕事など衣服が汚れがちな人は洗浄力が高い洗濯機がオススメ

外仕事や現場仕事で土や泥汚れなどがつきやすい場合は、縦型洗濯機のほうが有利なケースが多いです。パワフルに衣類をこすり洗いするので、頑固な汚れを落としやすいとされています。

また、ドラム式でも温水機能を搭載しているモデルだと、皮脂汚れに特化した洗い方ができたりします。自分がどんな汚れのつき方をする服が多いのか、よく考えて洗濯機を選ぶと良いでしょう。

あと、洗剤も汚れに合わせて泥汚れ用や皮脂汚れ用などを併用すると、よりきれいに仕上がるので試してみてください。

私は縦型で泥汚れの靴下がしっかり落ちたときは感動しました。一方、友人のドラム式は温水洗浄で襟ぐりの黄ばみがとてもよく取れていたので、一長一短なのだなと実感しています。


ランニングコストから一人暮らし用洗濯機を選ぶ

一人暮らしは光熱費を全て自分で負担することになります。洗濯機は毎日、もしくは2~3日に一度は使う家電なので、長い目で見てランニングコスト(光熱費などの維持費)が気になる方も多いでしょう。

インバーター搭載の洗濯機はランニングコストを抑えられる

洗濯機のモーターは回転数が一定ではありません。インバーター搭載だと洗濯物の量や状況に応じて回転を制御し、無駄な電力を使わないため、省エネ&静音になるメリットがあります。夜間洗濯の多い方はぜひチェックしたいポイントですね。

私の縦型洗濯機は非インバーターなので、多少電力を無駄にしているのかもしれないと思うと、次はインバーター搭載の洗濯機にしようかなと考えています。

縦型よりもドラム式洗濯機のほうがランニングコストは低い

ドラム式洗濯機は節水性に優れ、乾燥機能がヒートポンプ方式なら電気代も比較的安いです。長期スパンで考えた場合、毎日のように洗濯&乾燥をするならドラム式洗濯機のほうがトータルコストは安くなることが多いでしょう。

ドラム式洗濯機を選んだ私の先輩も、「最初は高かったけれど、長く使っているうちに節水・省エネ効果で元は取れそう」と言っていました。


メーカーから一人暮らし用洗濯機を選ぶ

一人暮らし向け洗濯機は、各メーカーとも豊富なラインナップを取り揃えています。ここでは主要メーカーの特徴をざっくりまとめてみました。自分の求める要素を叶えてくれるメーカーを探す際に役立ててください。

東芝(TOSHIBA)

特徴:

  • ウルトラファインバブル洗浄
  • インバーター搭載モデルが多い

おすすめポイント:

  • 洗濯槽を高速回転させて衣類の繊維の奥まで汚れを落とす技術が評判。
  • 低振動・低騒音設計のZABOON(ザブーン)シリーズが人気。

日立(HITACHI)

特徴:

  • 「ナイアガラビート洗浄」
  • 「自動おそうじ機能」が搭載されたビートウォッシュシリーズが有名

おすすめポイント:

  • 汚れを落とす洗浄力が強み。
  • 縦型の乾燥機能つき洗濯乾燥機も選択肢が多く、定評がある。

シャープ(SHARP)

特徴:

  • 穴なし槽
  • プラズマクラスター機能など独自技術

おすすめポイント:

  • 洗濯槽に穴がないことで黒カビの発生を抑制。
  • プラズマクラスターで消臭・除菌もでき、衛生面を重視する人に人気。

AQUA(アクア)

特徴:

  • 旧三洋電機の技術を継承している。

おすすめポイント:

  • 洗濯槽の自動おそうじ機能などが充実。
  • デザインがシンプルで、価格も比較的リーズナブルなものが多い。
  • ジェルボールコースなど多彩な洗濯コースを備えたモデルも。

パナソニック(Panasonic)

特徴:

  • スゴ落ち泡洗浄
  • トリプル自動投入など先進機能を積極的に搭載

おすすめポイント:

  • 泡を使って繊維の奥まで洗浄する「泡洗浄」が強み。
  • 液体洗剤・柔軟剤・おしゃれ着用洗剤のトリプル自動投入など便利機能が豊富。
  • ドラム式・縦型ともに上位機種は高機能で人気。

ハイアール(Haier)

特徴:

  • 価格が安く、シンプル機能で使いやすい製品が多い

おすすめポイント:

  • 一人暮らし向けの安価モデルが豊富。
  • 独自の「しわケア脱水」「お急ぎコース10分」など時短機能も魅力。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

特徴:

  • リーズナブル価格とコストパフォーマンスに強み

おすすめポイント:

  • 比較的シンプルな機能で扱いやすいモデルが多い。
  • 一人暮らしや初めての洗濯機としてぴったり。

ハイセンス

特徴:

  • テレビで有名だが、洗濯機など家電も手がける

おすすめポイント:

  • シンプルなデザインで機能もわかりやすい。
  • リーズナブルな価格帯で縦型・ドラム式ともに展開。

MAXZEN(マクスゼン)

特徴:

  • コスパに特化した家電ブランド

おすすめポイント:

  • 必要最低限の機能に絞ることで価格を抑えたモデルが主力。
  • 洗濯機は一人暮らし向け4.5~7kg程度の縦型が人気。

ツインバード(TWINBIRD)

特徴:

  • 小型家電中心の日本メーカー

おすすめポイント:

  • 一人暮らし向けのコンパクト洗濯機を展開。
  • コスパの良いモデルが人気。

私は最初、価格とサイズ、デザインを軸に一人暮らしで使用する洗濯機を比較しました。結局セールでパナソニックの型落ち縦型を買いましたが、シャープの穴なし槽にもすごく惹かれていました。

どこかで「自動おそうじがラクそう……」と羨ましく思いつつも、セール品に負けた形です(笑)。


初期費用から一人暮らし用洗濯機を選ぶ

一人暮らしを始めるタイミングは出費がかさむもの。洗濯機にかける予算を絞りたい場合は、初期費用をいかに抑えるかがカギです。買い替えでも「とにかく安く済ませたい」という方は、次のような選び方をするといいでしょう。

価格が安いメーカーから洗濯機を選ぶ

本体価格を最優先にするなら、ハイアールやアイリスオーヤマ、ハイセンスなどのリーズナブルなモデルが候補になります。大手メーカーでも下位モデルなら2〜3万円台が見つかることもあるので、予算に合わせて比較してみると良いでしょう。

私の後輩はハイアールの4.5kgをネットで2万円ちょっとで買っていました。乾燥機能はないものの、洗いだけなら大丈夫とのことで満足しているようです。用途を割り切れるなら、こういう選択肢もアリです。

ドラム式よりは縦型洗濯機のほうが初期費用は安い

ドラム式洗濯機はどうしても初期費用が高くなりやすく、ヒートポンプまで搭載すると10万円以上が当たり前です。

短期間の一人暮らしや学生・社会人初年度など、なるべく出費を抑えたいなら、縦型洗濯機一択という方も多いでしょう。私も最初はドラム式には手が届かず、縦型でしばらく過ごしましたが、十分でした。

価格を抑えるならアウトレット品や中古品もオススメ

型落ちかつアウトレット品の洗濯機なら、新品でも保証が付いて格安だったりします。中古品はさらに安く買えますが、使用年数や故障リスク、保証の有無などを要チェック。

リサイクルショップで中古の洗濯機を買った友人が、「1万円でそこそこの大手メーカー製をゲットした!」と喜んでいました。いつ壊れるか分からないリスクはあるものの、当たり外れがあるのが中古の難しいところですね。


一人暮らし用洗濯機を選ぶときによくある質問(FAQ)

ここからは、一人暮らし用洗濯機を選ぶときによくある質問について、FAQ形式でご紹介していきます。

Q. 設置スペースはどうやって測ればいい?

A.:洗濯機を置く場所の幅・奥行き・高さ、蛇口や排水口の位置などをチェックし、防水パンのサイズも測っておきましょう。フタやドアの開閉スペース、搬入経路の幅や高さも要確認。私もメジャーを買って部屋中測りまくった思い出があります。

Q. 予算はどのくらい見ておけばいいの?

A.:縦型なら3〜6万円、ドラム式なら8〜15万円程度がボリュームゾーンです。もっと安いモデルや高価な上位モデルもありますが、一般的な予算感としてこれくらいを目安にすると選びやすいでしょう。

Q. 一人暮らし用の洗濯機ってどこで買えるの?

A.:家電量販店やホームセンター、リサイクルショップなどの店舗、あるいはオンライン通販・メーカー直販サイトなどで買えます。店舗で見てネットで買う、店舗で買う、などパターンはさまざま。送料やポイント還元率などを比べると意外な違いがあるかもしれません。

Q. お手入れのしやすさも重要?

A.:洗濯槽はカビや雑菌が繁殖しやすいので、自動おそうじ機能やステンレス槽、穴なし槽などがあるとラクです。私は月1で洗濯槽クリーナーを使って掃除していますが、自動おそうじ付きならもう少し楽だったかも、と思うときもあります。

Q. 保証期間やアフターサービスは?

A.:多くはメーカー保証1年。量販店の独自延長保証に加入できるケースもあります。中古品だと保証なしが多いので要注意。長く使うなら、5〜10年保証があると安心感が違います。

Q. 電気代はどのくらいかかるの?

A.:洗いだけなら1回数円〜10円程度、乾燥まで含めると縦型は数十円以上、ドラム式ヒートポンプなら20〜50円程度などと試算されています。頻繁に乾燥機能を使う人は、その分の電気代を考慮しましょう。

Q. 節水効果の高い洗濯機ってどんなもの?

A.:基本的にドラム式は縦型より水量が少ないため節水しやすいです。縦型でもシャワー浸透や泡洗浄などで少ない水量をめざした機種が存在します。標準使用水量をカタログなどでチェックするのがポイント。

Q. 洗濯機の寿命はどれくらい?

A.:一般には7〜10年程度といわれます。異音や水漏れ、電子基板が故障するなどの不調があれば買い替え検討。中古の場合は既に使用年数が長いことも多いので注意しましょう。

Q. 部屋干し臭を防ぐには?

A.:洗濯槽の黒カビや雑菌を防ぐため、定期的に槽洗浄や自動おそうじ機能を使うことが大切です。部屋干し専用洗剤の活用や、乾燥機能を併用するのも効果的です。私の場合はフタを開けて内部を乾かすだけでもニオイが軽減しました。

Q. 最新機能ってどんなものがあるの?

A.:AIを活用した自動洗濯や、液体洗剤・柔軟剤のみならずおしゃれ着洗剤まで投入できるトリプル自動投入、スマホ連携機能などが注目されています。外出先から予約や操作ができるので忙しい方には便利。

私はまだアナログ派ですが、友人の「スマホ操作、めっちゃ便利!」という話を聞くと興味が湧きますね。

Q. 一人暮らしで買ってはいけない洗濯機ってある?

A.:はい、ヒーター式や乾燥機能が無いドラム式洗濯機、防水パンとサイズが合っていない洗濯機、整備されていない中古品の洗濯機など、一人暮らしで買わないほうが良い洗濯機は存在します。

一人暮らしで買ってはいけない洗濯機の特徴については、以下の記事をご覧ください。


まとめ

ここまで、「一人暮らし 洗濯機」を選ぶ際のポイントを詳しく解説してきました。一人暮らしだと予算・スペースに制限があるぶん、縦型かドラム式か、どの容量がいいのか、乾燥機能はいるのかなど、悩む点も多いですよね。

結論としては、

  • 縦型:初期費用が安い、汚れ落ちが強力、水は多めに使う、簡易乾燥が多い
  • ドラム式:干す手間が激減、水道代も節約、サイズが大きく価格も高い

という特徴があります。予算や洗濯スペース、ライフスタイルによって自分に合った選択をしましょう。

私自身は一人暮らし1年目で縦型5.5kgを愛用中です。天日干しが好きなので乾燥機能はいらないし、靴下の泥汚れが落ちるのも嬉しい。

ただ、仕事が深夜まで続くときは「ドラム式なら乾燥まで一気に終わらせられたのになあ」と思うこともあります。皆さんもぜひ本記事を参考に、自分の生活パターンを見直して、より快適なお洗濯ライフを手に入れてみてくださいね。

監修者情報

選び方ガイド.com 編集部
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