後悔したくない!一人暮らしで絶対に買ってはいけない洗濯機の特徴10選

一人暮らし向け洗濯機の選び方ガイド

こんにちは、「選び方ガイド.com」編集部です。実は僕が大学生の頃、一人暮らし用の家電をそろえるのに、結構な失敗をやらかした経験があります。エアコンや冷蔵庫はわりと慎重に選んだのですが、「洗濯機だけはなんとかなるだろう」「とりあえず中古で安く済ませたい」と深く考えずに購入しました。その結果、どうなったと思いますか?

学生の僕にとっては大きな買い物だった「中古洗濯機」でしたが、買ってすぐに排水の異常エラーが頻発したり、洗浄力がイマイチで服のニオイが残ったり……。結局は短期間で買い替える羽目になり、最初から新品を買うよりもお金も手間もかかってしまいました。あのときもっとちゃんと知識を持って選べばよかった、と何度も後悔したんです。

そんな痛い経験をバネに(笑)、家電好きになった僕は、それ以来「自分が後悔しない家電選び」をモットーとして、いろんな洗濯機を調べたり試したりしてきました。同じように「失敗したくない」「買ってから後悔したくない」という方は多いと思います。特に、一人暮らしで初めて洗濯機を購入する方は、僕みたいに安易に中古で済ませて後悔するケースが多かったりしますよね。

この記事では、僕自身の経験や、家電量販店でスタッフの方に伺った話、ネットにあふれる口コミを読み漁って学んだことをベースに、「一人暮らしで買ってはいけない洗濯機の特徴」を10個に分けてお伝えしていきます。そしてそのあと、一人暮らしにおすすめの洗濯機の選び方のポイントも紹介しますね。

この記事を読んでもらうことで、

  • 失敗しやすい洗濯機のパターン
  • 洗濯機選びで気をつけたい「防水パン」や「静音性」などのチェックポイント
  • メーカーや機能の口コミ・評判

…などを一気に押さえていただけると思います。

ぜひ最後まで読んでいただき、一人暮らしに最適な洗濯機を見つけてください。ではさっそく、本題に入りましょう!


  1. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機①:乾燥機能が付いていないドラム式洗濯機
    1. ドラム式の最大のメリットは「乾燥機能」
    2. 「乾燥機能なし」をわざわざ選ぶメリットは少ない
    3. 体験談:僕がドラム式を導入して「乾燥」には救われた話
  2. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機②:ヒーター式のドラム式洗濯機
    1. ドラム式の乾燥方式は「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類
    2. ヒーター式は電気代が高い! 頻繁に使うなら要注意
    3. ヒーター式ドラム式がダメというわけではないが……
  3. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機③:洗濯機が防水パンのサイズと合っていない
    1. 最大の落とし穴は「防水パン」
    2. 実話:幅が足りずに洗濯機が床にはみ出した
    3. 防水パンだけでなくドア幅、通路幅も要チェック
    4. 結論:防水パンサイズが合わなければ「そもそも設置不可」
  4. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機④:整備されていない中古の洗濯機
    1. 中古=悪というわけではないが、整備不足は危険
    2. 一人暮らし用の中古は需要も供給も多い
    3. 中古洗濯機を選ぶなら「整備・保証の有無」を最重視
    4. まとめ:中古なら安いほど要注意
  5. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑤:投入口が狭い洗濯機
    1. 意外と盲点!「狭い投入口」は使いづらい
    2. 毛布やカーテンなど大物を洗う人は要注意
    3. まとめ:スリムだけで飛びつくのは危険
  6. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑥:設置場所に合わない洗濯機(開閉方向など)
    1. 「ドラム式の扉が壁に当たる!」あるある失敗例
    2. ドアが反対側のモデルがあったのに……
    3. 扉の位置だけじゃない!洗面所や浴室扉の干渉にも注意
    4. まとめ:間取りを徹底シュミレーションしよう
  7. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑦:洗濯音が大きい(静音性が悪い)洗濯機
    1. 夜間・早朝に洗濯するなら要チェック
    2. 縦型はかくはん音が大きい場合も、ドラム式は振動音に注意
    3. 口コミで「うるさい」評価が多いメーカーや機種は避けたい
    4. 対策:静音モード、振動吸収マット
  8. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑧:欲しい機能がついていない洗濯機
    1. 「最低限でいい」は危険? あとから後悔するかも
    2. 僕の個人的にイチオシは「自動投入機能」
    3. 乾燥機能や温水洗浄機能なども検討を
    4. まとめ:長く使うなら「欲しい機能」はしっかり考えよう
  9. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑨:故障の口コミ・レビューが多いメーカーの洗濯機
    1. メーカーごとに故障しやすい・しにくいはある?
    2. 個人的印象:大手4社はサポートも含めて安心感がある
  10. 一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑩:アフターサービスの評判が悪いメーカーの洗濯機
    1. 故障したときの対応は重要
    2. 各メーカーのアフターサービス体制
    3. 海外メーカーの場合は部品調達に時間がかかるケースも
    4. 結論:安さだけでなくサポートも比較しよう
  11. 一人暮らしに最適な洗濯機の選び方は?
  12. まとめ
  13. 監修者情報

一人暮らしが買ってはいけない洗濯機①:乾燥機能が付いていないドラム式洗濯機

ドラム式の最大のメリットは「乾燥機能」

一人暮らしでは、洗濯物を「干す」時間やスペースが意外とストレスになります。天気が悪い日が続くと部屋干ししても全然乾かないとか、急いでいても乾かない服が多くて着るものがない……なんてよくある話ですよね。そこで、ドラム式洗濯機の大きなメリットとして挙げられるのが「乾燥機能」です。

ドラム式は、縦型に比べてかくはんに使う水の量が少ないぶん、水道代の節約になると言われています。加えて、乾燥機能も優れたモデルが多いので、洗濯から乾燥までボタン一つで完結しやすいのです。僕自身も、社会人になってからドラム式洗濯機を導入し、忙しい平日の夜や雨の日でも気兼ねなく洗濯できるようになりました。ある意味、人生のQOLが爆上がりしたぐらい(笑)。朝起きたら全部乾いている、ってほんとに助かるんです。

「乾燥機能なし」をわざわざ選ぶメリットは少ない

ところが、最近は「乾燥機能が付いていない」廉価版のドラム式洗濯機も増えているようです。確かに、一人暮らしだとできるだけ安く抑えたいという気持ちはわかりますし、ドラム式はそもそも縦型より高め。そこから乾燥機能を省くことで価格がグッと下がる、という点は魅力に感じるかもしれません。

でも、ドラム式の強みって、まさに「乾燥機能」なんですよ。もしその機能を取っ払ってしまったら、ただの「洗濯機」。しかも、洗浄力で言えば縦型の方が優れているモデルが多いので、乾燥がないドラム式の魅力って正直薄いんですね。「どうしても見た目がドラム式がいい!」というなら話は別ですが、それ以外であれば、洗浄力重視の縦型を選んだほうがよっぽど得策です。

体験談:僕がドラム式を導入して「乾燥」には救われた話

社会人になってからは朝早く家を出る生活スタイルだったので、夜のうちに洗濯を回しておき、帰宅してから干して朝まで放置……だと、生乾きのニオイが気になることもしばしばでした。梅雨のシーズンは特に憂鬱。そこで一念発起して乾燥機能付きドラム式を買ったんですが、最初は「そこまで乾燥機能使うかな?」と半信半疑だったのが、本当に毎日フル活用しています。洗濯終わったら勝手に乾燥までやってくれるので、干す作業の手間がゼロ。夜でも乾燥音はあまり気にならず、翌朝にはふんわり仕上がっています。

もし「乾燥機能なし」のドラム式を選んでいたら、この快適さはゼロだったわけで……。やはり「ドラム式を買うなら乾燥機能付き!」これが僕の結論です。


一人暮らしが買ってはいけない洗濯機②:ヒーター式のドラム式洗濯機

ドラム式の乾燥方式は「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類

一人暮らしの方がドラム式を買うとき、もうひとつ押さえておきたいポイントが「乾燥方式」です。ドラム式には大きく分けて「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」があり、乾燥の仕上がりや電気代が結構変わってきます。

  1. ヒーター式
    • ヒーターを使って高温で衣類を乾燥させる
    • 乾燥時間は比較的早い
    • しかし電気代がかかりやすく、衣類が傷みやすい
  2. ヒートポンプ式
    • 空気中の熱を集め、効率よく低温乾燥
    • 電気代が比較的安い(ヒーター式の3分の1とも)
    • 衣類がふんわり仕上がりやすい

ヒーター式は電気代が高い! 頻繁に使うなら要注意

僕の友人で、毎日スポーツやジム通いをしていて頻繁に洗濯する人がいます。その彼が「とりあえず安いドラム式がいい!」と買ったのが、ヒーター式乾燥モデル。しかし実際使ってみると、乾燥にかかる電気代が思った以上に高くて月の電気代が1,000円以上も跳ね上がったとか。

「こんなんだったら、最初から多少高くてもヒートポンプ式を買ったほうがよかった……」と相当後悔していました。というのも、ドラム式の魅力は乾燥機能をフル活用できることにあるので、ヒーター式だと毎回乾燥を使うたびに電気代が大幅にかさんでしまうんですよね。

ヒーター式ドラム式がダメというわけではないが……

一応フォローしておくと、ヒーター式には「乾燥が早い」「ヒートポンプ式よりも本体が安価」というメリットもあります。例えば毎日は乾燥を使わない人や、週末だけ乾燥機能を使う、あるいはドラム式だけど乾燥はそこまで重視しない……という暮らし方をするなら、ヒーター式でも良いかもしれません。

でも、「どうせドラム式を買うなら、乾燥をがんがん使いたい!」というタイプの人にはヒーター式はおすすめしづらい。僕自身は以前、ヒートポンプ式を使っていて、電気代が思ったほど高くなかったので驚きました(縦型+衣類乾燥機を別途買うよりも安くついた印象)。その後に知人宅でヒーター式ドラム式を使わせてもらったら、やはり高温すぎて衣類がパリパリ&電気代もかかる、というデメリットを体感しましたね。

こうした理由からも「一人暮らしで時間や手間を減らしたいからドラム式を使う」という方にこそ、ヒートポンプ式がおすすめです。ヒーター式を買うと、結果的に「電気代が高すぎて乾燥機能をあまり使わない」という残念な状況に陥る人も多いです。だったら最初から縦型洗濯機+衣類乾燥機の別買いのほうがマシかもしれません。


一人暮らしが買ってはいけない洗濯機③:洗濯機が防水パンのサイズと合っていない

最大の落とし穴は「防水パン」

僕が家電量販店のスタッフさんから何度も聞かされたのが、「まずはおうちの防水パンのサイズを測ってから来てください」ということ。一人暮らしの賃貸アパートやマンションでは、洗濯機を置く場所がかなりシビアですよね。これを見落として、いざ洗濯機を買ったのに「はまらなかった!」とか「入口から入らない!」なんて笑えない失敗をする人が後を絶たないみたいです。

実話:幅が足りずに洗濯機が床にはみ出した

実際、僕の友人が大きめの洗濯容量を求めて頑張って買ったドラム式洗濯機が、いざ配送当日に自宅の玄関から入らず……結局配送業者さんと一緒にベランダ側から吊り上げて入れる(!)という大騒動になりました。でもそこまでしてやっと設置できても、防水パンに収まりきらず、少し斜めになっていたんです。あれを見ると本当につらそうで(笑)。ドアが閉めづらい、排水ホースの位置が合わない……。しかも本人は内心「こんなに苦労するなら、もうちょっと小さい洗濯機にしておけばよかった」とがっかりしていました。

防水パンだけでなくドア幅、通路幅も要チェック

一人暮らしでも、比較的新しいマンションだとドラム式が置ける広めの防水パンや通路になっている場合もあります。逆に古い建物では、そもそもドラム式以前に「5kg以上の容量だとギリギリ」なんてことも。買う前に、

  1. 防水パンの内寸(幅と奥行)
  2. エントランスや廊下、扉の幅
  3. 給水蛇口やコンセント、排水溝の位置

これらを徹底的に測っておきましょう。頭の中のイメージだけで「なんとかなるだろう」は禁物です。特に排水溝の位置は、洗濯機の左右どちらにあるかによって、置き方が変わってきます。洗濯機によっては排水ホースが左右どちらにでもつけられるタイプもあるので、そこもチェックポイントです。

結論:防水パンサイズが合わなければ「そもそも設置不可」

当たり前ですが、防水パンに収まらないサイズの洗濯機を無理やり置くと水漏れ事故のリスクが高まります。賃貸だと床が傷んでしまい、退去時に修理費用を請求されるかもしれません。そうしたリスクを避けるためにも、「買ってはいけない」というか「置けない」洗濯機を買わないためにも、サイズは徹底的に要確認です。


一人暮らしが買ってはいけない洗濯機④:整備されていない中古の洗濯機

中古=悪というわけではないが、整備不足は危険

冒頭でもちょっと触れましたが、僕は大学生のときに「超格安の中古洗濯機」を買って大失敗しました。今思えば、販売店の保証もほぼなく、メンテナンス履歴やどんな使われ方をしていたかも不明……。そりゃ故障リスクは高いですよね。結局、半年もしないうちに買い替えという無駄出費に。

しかし一方で、家電量販店の“リユースコーナー”など、しっかり整備されている中古品であれば、案外長く使えるケースも多いです。たとえばヤマダ電機のリユース商品などは、動作チェックや内部洗浄、部品交換までやってくれるところもあります。ある程度の保証が付くところもあるので、そういう商品なら中古でも安心度は高いでしょう。

一人暮らし用の中古は需要も供給も多い

小さいサイズ(5kg前後)の全自動洗濯機は、中古市場でもわりと出回っている印象です。それだけに「とりあえず安いから買っちゃえ!」と飛びつく人も多い。でも、ノーチェックのまま購入してすぐに故障とか、水漏れで床が濡れるとか、カビ臭が染み付いている……なんてことになったら、かえってストレスですね。

中古洗濯機を選ぶなら「整備・保証の有無」を最重視

もし中古を検討したいなら、次のポイントを必ずチェックしてほしいです。

  1. 整備内容:モーターやベルト、排水ホースの交換や清掃はされているか?
  2. 保証期間:できれば3か月~6か月程度の保証があれば安心
  3. 洗濯槽のクリーニング:プロによる分解クリーニングの有無
  4. 年式:あまりに古いと部品の供給が終了している可能性がある

ネットのフリマやオークションで個人から買う場合は、こうした情報がほとんどわからないことが多いでしょう。もちろん絶対ダメとは言えませんが、リスクが高いのは間違いないです。「ハイリスク・ハイリターン」と思っておかないといけません。

まとめ:中古なら安いほど要注意

僕の失敗談のように、「中古で破格の2,000円で買ったら、半年で壊れて買い直し」なんてことになったら結局お金のムダ。自分の手間や洗濯できないストレスまで考えると、初期費用が少し高くても「整備済み+保証付き」の中古を選ぶか、いっそ新品を選んだほうが賢明です。


一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑤:投入口が狭い洗濯機

意外と盲点!「狭い投入口」は使いづらい

最近はおしゃれなスリムデザインの洗濯機も増えています。幅がコンパクトで場所を取らないのは魅力なのですが、そのぶん投入口が狭くなっていたり、高さが出てしまって洗濯物が取りにくかったりします。

僕が知人の家で見たスリム型の縦型洗濯機は、一応容量は6kgあるのに投入口がすごく狭い……。バスタオルを入れようとすると、うまく入らなくて詰まってしまうんです。それに背が低い女性だと、底のほうの洗濯物を取るのが大変らしく、つま先立ちになって必死にかき出す姿をよく見ました。「スリムって言っても、こんなに使いにくいのか」と衝撃を受けたのを覚えています。

毛布やカーテンなど大物を洗う人は要注意

一人暮らしでも、毛布やカーテン、シーツ、ラグマットなど、大物を自宅で洗いたいという人は多いですよね。ただし、投入口が狭いタイプの洗濯機だと、こういった大物を出し入れするのが本当に面倒です。実際に僕も一度、実家から持ってきた厚手の毛布を無理やり詰め込みすぎて、回転バランスが崩れてエラーが出たことがありました。

「いやいや、一人暮らしだから大物なんてコインランドリーに行くからいいよ」という人もいますが、天気が悪い日や急ぎのときには自宅で洗いたいことも出てくるはず。そのときに「しまった、投入口が狭すぎる!」と後悔することもありえます。

まとめ:スリムだけで飛びつくのは危険

一人暮らしだとスペースが限られているので、どうしても「スリム=正義」みたいな心理に陥りがち。でも投入口の大きさや取り出しやすさは、毎回の洗濯に影響する重要な要素。店頭で実機を確認できるなら、蓋を開けて洗濯槽の奥まで手を入れてみたり、実際に大きめの服を出し入れしてみたりして、使い勝手を確かめたほうが失敗が少ないですよ。


一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑥:設置場所に合わない洗濯機(開閉方向など)

「ドラム式の扉が壁に当たる!」あるある失敗例

ドラム式洗濯機の場合、扉(ドア)が横開きになりますよね。このとき、設置場所の左右どちらが壁になっているか、ちゃんと確認しておかないと、洗濯物を出し入れするときに扉が完全に開かず、かなりストレスになってしまいます。

僕が以前住んでいた部屋では、左側に壁があるレイアウトだったのに、右開きのドラム式を買ったんです。設置はギリギリできたものの、壁と洗濯機の扉が半分くらいしか開かない! 結果的に大きな布団カバーや厚手のパーカーを入れるときに、いちいち曲げながら押し込むようになり、めちゃくちゃ面倒でした……。これを事前にわかっていれば、「左開きモデル」を選べば済んだんですけどね。

ドアが反対側のモデルがあったのに……

実際、多くのドラム式洗濯機は「右開き」「左開き」の2パターンを用意しているメーカーが多いです。でも家電量販店で適当に「これが人気ですよ」とすすめられたモデルを見て「いいじゃん」と買ってしまうと、後から「いや、ちゃんと自宅のレイアウトに合う開閉方向を選ばなきゃ!」と気づく。こういう失敗パターンは少なくないみたいですね。

扉の位置だけじゃない!洗面所や浴室扉の干渉にも注意

一人暮らしの洗濯置き場は、洗面所や浴室扉が近いことが多いです。洗濯機のフタを上に開ける縦型洗濯機でも、フタが鏡や棚に当たって全開できないとか、あるいは洗濯機の前に脱衣カゴを置くスペースがないなど、さまざまな生活動線の問題が起きがちです。特にお風呂場の扉が内開きなのか外開きなのかでも、使いやすさはまったく変わってきます。

まとめ:間取りを徹底シュミレーションしよう

こういった「開閉方向」問題は、いざ設置してみないとわからない場合が多いです。でも、間取り図や洗濯パン周辺の写真を撮っておいて、家電量販店のスタッフさんやネット通販のサポートセンターに相談すれば、事前にアドバイスをもらえることも。自分一人で悩まず、店員さんに積極的に聞くことをおすすめします。


一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑦:洗濯音が大きい(静音性が悪い)洗濯機

夜間・早朝に洗濯するなら要チェック

一人暮らしだと、昼間は仕事や学校に行っていて家にいない方が多いですよね。そうなると洗濯する時間帯は必然的に夜や早朝になりがち。賃貸だと壁が薄いこともあるし、上下階への振動や騒音トラブルが心配ですよね。僕自身、学生時代に夜10時くらいに洗濯を回したら、下の階の方から「ちょっと振動が気になる」と指摘を受けた経験がありました……。

縦型はかくはん音が大きい場合も、ドラム式は振動音に注意

一般的に、縦型は水流でかくはんするため、ゴーッという音が出やすいです。一方ドラム式は振動や回転時の音が大きくなりがち。どちらがいいとは一概に言えませんが、最近の洗濯機はインバーターモーターを採用しているモデルが増えてきており、振動や騒音をかなり抑えているものも多いです。

口コミで「うるさい」評価が多いメーカーや機種は避けたい

洗濯機の音の大きさについては、スペック上「運転音○○dB」と書かれていることがありますが、実際の生活空間でどう感じるかは個人差も大きいです。やはりネットのレビューやSNSなどで「騒音が気になる」という声が多い機種は要注意。また、ドラム式でも「重量バランスを崩すと大きな振動が出る」タイプがあり、夜間に回せなくなってしまうこともあるので、事前にユーザーの口コミをチェックすることをおすすめします。

対策:静音モード、振動吸収マット

もし洗濯機の騒音が心配な場合、以下の対策も検討しましょう。

  • 静音モードのある洗濯機:深夜や早朝向けに動作を弱めるコースを備えている機種があります。
  • 防振ゴムや防振マット:洗濯機の下に敷くと、多少は騒音・振動が和らぎます。

僕も一度、防振マットを敷くことで下の階への苦情がなくなったことがありました。数千円くらいで買えるので、騒音に敏感なマンションやアパートでは必須かもしれません。


一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑧:欲しい機能がついていない洗濯機

「最低限でいい」は危険? あとから後悔するかも

一人暮らし用の洗濯機となると、「とにかく安ければいい」と思ってしまいがち。僕も学生時代はそうでした。でも、最近の洗濯機には本当にいろいろ便利な機能がついていて、一度その便利さを味わうと手放せなくなることが多いです。たとえばこんな機能がありますよね。

  • 自動投入機能:洗剤・柔軟剤をあらかじめ入れておけば、いちいち計量しなくてOK
  • 予約タイマー:朝に洗濯が終わるようセットできる
  • おうちクリーニングコース:デリケートな衣類を手洗い感覚で洗える
  • スマホ連携:外出先から操作したり、洗濯終了の通知を受け取れる
  • 自動お掃除機能:洗濯槽を自動ですすいでカビの発生を抑える

僕の個人的にイチオシは「自動投入機能」

正直これ、最初は「なくてもいい」って思っていたのですが、使ってみるとめちゃくちゃ楽。毎回のように洗剤と柔軟剤を測るのって意外と手間だし、忙しいときは入れすぎたり忘れたりしがち。でも自動投入なら、タンクにまとめて入れておくだけでいつも適量を入れてくれます。一人暮らしだと洗濯の頻度も多くないし、タンクに一度入れればしばらくは補充いらず……こんなにストレスが減るんだ、と感激しました。

乾燥機能や温水洗浄機能なども検討を

また、一人暮らし向けだからといって乾燥機能を諦めるのはもったいない、という話は既にしましたよね。ヒートポンプ式は高いけど、長い目で見ればメリットが大きいと感じる人が多いです。

さらに、温水機能が付いた洗濯機だと、皮脂汚れや黄ばみがしっかり落ちるのでニオイ対策にも効果あり。特に、夏場は汗をかいて服に臭いが残りやすい方には重宝します。

まとめ:長く使うなら「欲しい機能」はしっかり考えよう

洗濯機の平均寿命は7~10年と言われています。一人暮らしのライフスタイルは数年で変わることもあるけど、買い換えサイクルが短いとお財布も厳しい。どうせ買うなら「未来の自分」にとっても必要な機能があるかどうか、一度じっくり考えてみると、あとあと後悔しにくいですよ。


一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑨:故障の口コミ・レビューが多いメーカーの洗濯機

メーカーごとに故障しやすい・しにくいはある?

ネット上には「○○メーカーは壊れやすい」「××は故障率が高い」といった口コミが溢れています。正直、家電製品は個体差もあるし、使い方にもよるので、一概には言えない部分が大きいのですが、それでも大量のレビューが「故障した」「サポートがひどい」と書いているメーカーや機種は避けるに越したことはないかな、と思います。

以下は、参考情報としてまとめられていた各メーカーの口コミ評判です(あくまで口コミベースなので、必ずしも絶対ではありません)。

  • 日立:比較的故障しにくい、という評判が多い。一部機種で特定部品が壊れやすい報告も。
  • パナソニック:故障率は低めとの声あり。ただし乾燥機付きモデルの一部でトラブル例も。
  • 東芝:故障に関するネガティブ情報は少ない。特定エラーコードに関する報告あり。
  • シャープ:穴なし槽など独自技術が評価され、故障しにくいとの意見もある。修理費用が高いとの声も。
  • アクア:高機能・低価格帯ゆえに「当たり外れがある」という意見。シンプル機種は壊れにくいかも。
  • ハイアール:世界的シェアは大きいが、一部リコール事例あり。サポートの評判はまちまち。
  • アイリスオーヤマ:新興メーカーで長期的な耐久性情報は少ない。ドラム式ではエラー表示の報告あり。
  • ハイセンス:具体的な故障率データはあまり見当たらないが、パルセーター外れの事例がある。
  • MAXZEN:まだ口コミ情報が少なく、評価が分かれる。チャイルドロックなど機能面は充実。
  • ツインバード:寿命3~5年とやや短いという報告もあるが、適切な手入れで延ばせるらしい。

個人的印象:大手4社はサポートも含めて安心感がある

僕の周りで使っている人の声を総合すると、日立、パナソニック、東芝、シャープあたりはやはり有名メーカーだけあって、修理や問い合わせのサポート体制も整っている印象です。もし万が一壊れたときでも、部品の在庫や修理実績が充実しているので迅速に対応してもらえる確率が高いですね。

一方で、新興メーカーや海外メーカーは「値段が安いぶん、万が一の対応が不安」という声がちらほら。特にドラム式や乾燥機能付きの高機能モデルはトラブル発生時に修理費が高額になりがちなので、メーカーのアフターサービス品質もしっかり調べておきたいところです。


一人暮らしが買ってはいけない洗濯機⑩:アフターサービスの評判が悪いメーカーの洗濯機

故障したときの対応は重要

洗濯機は毎日使うものなので、故障してしまうと生活が回らなくなるレベルで困りますよね。特に一人暮らしならコインランドリーに行く手間も費用も大変です。だからこそ、アフターサービスがしっかりしているメーカーかどうかは大きなポイントです。

各メーカーのアフターサービス体制

こちらも口コミベースになりますが、以下のような情報があります。

  • 日立:電話、FAX、メールで対応。サポートは比較的迅速という声も。
  • パナソニック:電話やWebで対応。丁寧だったという声と、遅かったという声が両方ある。
  • 東芝:電話、LINE、Webなど多彩。最近はLINEから問い合わせもできる。
  • シャープ:電話、チャット、メール、LINEなど窓口が多い。チャットサポートの評判は良好。
  • アクア:電話対応&全国22箇所のサービス拠点。三洋電機時代のスタッフがいるのが強み。
  • ハイアール:電話、メール、Web受付。海外メーカーだがサポート体制は拡充傾向。
  • アイリスオーヤマ:電話、FAX、メール。修理FAQページもあり。
  • ハイセンス:電話、メール、Web受付。まだ実績情報は少なめ。
  • MAXZEN:電話、メール。保証期間内無償修理対応など。
  • ツインバード:電話、FAX、メールで修理受付。5年保証もある。

海外メーカーの場合は部品調達に時間がかかるケースも

僕が以前、海外メーカーの冷蔵庫が壊れたときの話ですが、部品が国内在庫になく、海外工場から取り寄せるのに1か月以上かかったことがありました。洗濯機でも同じように、メーカーによっては部品供給がスムーズでない可能性があるので、サポートセンターの対応スピードや拠点数などは注目しておきましょう。

結論:安さだけでなくサポートも比較しよう

賃貸だとそもそも2~3年で引っ越しを繰り返す人もいるので、短期間だけ使えればいいという考え方もあるでしょう。でも、洗濯機は長く使う家電の代表格。万が一トラブルが起きたときに、すぐ対応してもらえるかどうかはかなり生活の質に関わります。サポート体制が不明確なメーカーは、安くても「買ってはいけない洗濯機」の候補になりうると思います。


一人暮らしに最適な洗濯機の選び方は?

ここまで「買ってはいけない洗濯機」の特徴を紹介してきました。ただ逆に言えば、それらのポイントにさえ気をつければ、一人暮らしにぴったりの洗濯機を選べるということなりますね。最後に、「じゃあ具体的にはどうやって選ぶの?」という疑問にお答えします。

一人暮らしにぴったりな洗濯機の選び方のポイントとしては、洗濯容量(5.5~6.5kgがおすすめ)、静音性(夜間使用を考慮し55dB以下が理想)、洗浄力、ランニングコスト(インバーターモーター搭載モデルが省エネ)、メーカーの評判とアフターサービス、予算、設置時の開閉方向や給排水の位置などが挙げられます。

また、初期費用を抑えたい場合は縦型やアウトレット品、中古品も選択肢に入りますが、整備状態や保証の有無を確認することが重要です。

一人暮らしに最適な洗濯機の選び方について詳しくは、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「一人暮らしが買ってはいけない洗濯機の特徴」を10個に分けてお伝えしてきました。ポイントをもう一度振り返ると……

  1. 乾燥機能が付いていないドラム式洗濯機:ドラム式のメリットを自ら放棄する形になる
  2. ヒーター式のドラム式洗濯機:電気代が跳ね上がりやすく、衣類も傷みやすい
  3. 洗濯機が防水パンのサイズと合っていない:そもそも置けない、置けても無理がある
  4. 整備されていない中古の洗濯機:リスクが高く、結局買い替えに……
  5. 投入口が狭い洗濯機:大きなものを出し入れしにくく、毎回ストレス
  6. 設置場所に合わない洗濯機(開閉方向など):ドラム式の扉や縦型のフタが壁や扉に当たる
  7. 洗濯音が大きい(静音性が悪い)洗濯機:夜間・早朝に使えない、騒音トラブルの元に
  8. 欲しい機能がついていない洗濯機:あとから「あれがあれば良かった」と後悔しがち
  9. 故障の口コミ・レビューが多いメーカーの洗濯機:初期不良や短寿命のリスクが高い
  10. アフターサービスの評判が悪いメーカーの洗濯機:故障時に泣き寝入りする可能性大

これらを踏まえて、ご自身の生活スタイルや優先したい機能、設置スペースを考慮しながら選んでいただければ、きっと後悔しない洗濯機が見つかるはずです。

僕は学生時代、中古で安易に済ませて失敗しましたが、その分いろいろ勉強になりました(笑)。社会人になってからは、自分に合った洗濯機を手に入れて洗濯のストレスから解放されました。同じように、一度しっかりリサーチして購入すれば、毎日の家事がずっとラクで楽しくなります。

もし「もっと具体的に一人暮らしにおすすめの洗濯機が知りたい」「縦型とドラム式のどっちが自分に合うか悩んでいる」という方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてくださいね。

快適な洗濯環境は、一人暮らしの生活をグッと豊かにしてくれます。ぜひ自分にとってベストな一台を手に入れて、後悔のない素敵な新生活を過ごしてくださいね!

監修者情報

選び方ガイド.com 編集部
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